無意識にアイデアを共有してる集団がはてブとweb2.0と

はてなブックマーク面白いわこれ、最近ずっとはてブばっかり見てる。はてブを使ってみてなんか僕の中でのブログに対する価値観が変わりつつある。
はてなのしゃっちょさん(社長さん)である近藤なんとかって人もテレビで言ってた事で、ほらあの村上龍の番組で、「何かすばらしいアイデアを思いついたとしても、すでに何十人何百人もの人がおなじようなアイデアを思いついている」って。その言葉のあと、「だからこそ思いついたアイデアは実行したもの勝ち」と続くんだけども、後半のビジネス書的成功論は置いといて、前半の文句を言い換えて考え方を少し変えると、それはつまり「複数の人が同時にアイデアを無意識で共有してる状態」って事になる、なんかインターネットを巡回してると、チラッチラッとその概念がキーワードのようなヒントの鍵のような素振りで僕の頭に浮かんでは消え、どうにも今後のネットの可能性を示唆してるような気がしてならない。


はてブを使ってるとブログに対する価値観が変わると書いたけども、つまりそういう事で、ブログって集団なのだ。無意識にアイデアを共有してる集団がブログだ。そしてはてブだ、はてなだ、近藤さんで、web2.0で、集団知なのだ。いや知らんけどもw
ただ僕はそう感じた訳だ、そうこれも大事な事、自分自身の主観と客観をすごい意識させられるねネットを見てると。単純な話、テレビ見てると自分はそこに居ないし僕の主観も無い客観だけなんだけど、ネットは主観も客観も同時にあるって事だ


真夜中マンションから夜景を眺めて、この光の数だけ人が居る事が信じれない、と思う、その人たちはいったい今何してるのか? とか考える。マンションから見える光の一つ一つに、僕が知らないだけでその人の人生が実際にあるはずだ、と思ってたけど、実際は僕と彼らはまったく別の世界に存在していたのでしたー。ネットをやってるとそういう風に感じる事があるよね。かなりあるよね。僕はあるよ。そう感じる事は別に嫌では無いんだけど、なんでそう感じるのかていう疑問で、きっとこれが俗に言うスタンドアローンコンプレックスっていうやつだと思われる。ブロガーどうしは別の世界に住んでるから個別に意思の疎通や影響なんかを与える事は実はできなくて、集団の持つネットワークを媒介してコミュニケーションしてると。つまりそういう事で、ブログって集団なのだ。無意識にアイデアを共有してコミュニケイトする集団がブログだ。そしてはてブだ、はてなだ、近藤さんで、web2.0で、集団知なのだ。いや知らんけどもw


とここまでが、僕のネット上での客観であり、僕が属するネットワークの総意であり共有するアイデアだ、つまり一般論。ここからは僕の主観に分類される、自分に関する事。
じゃあ僕は自分のブログで何を発信していこうかな、と。ブログの価値観が変わってしまった(僕の中で)今僕は何を書けば良いのかと。最近ここに前回まで書いてたオタク論だけど、あれは僕が書いたというよりも僕が属するネットワークに書かされた、という考え方もできるね。だからこそ内容が他サイトとカブってしまった、とも言える。まあそりゃ考えすぎなんだけど、問題はそんなものを書いても面白くないと僕が思ってしまった事だ。


そもそもこの手の評論? エッセイ? 啓蒙的な? そう言う文章の本質ってそういうとこだよね。皆が無意識に共有してる概念や何かモヤモヤした感じをポーンと言葉にして文章化する、それが評論やエッセイやコラムやら啓蒙的な? そういう文章の本質なのだ。僕としては、そういう文章を書く事にあまり魅力を感じない、何故ならあまりに独創的で誰も想像もできないようなアイデアを書いたとしても、その文章は誰も共感できないという理由で何の価値も無い事になってしまうからだ、だから僕はそんなのやだな。
と、思いつつも、啓蒙的な? 文章を書くのは正直面白いねw バカバカしい内容だと特に面白い。だから書いちゃうんだけども、なるべく書かないようにして、今後は近況報告に力を入れて書いていきたいなとw いい事だけ報告するような、いいこと日記みたいな感じで。あと、詩的日記とかアーティスティックな日記とか書いていくわ。