童貞とかっ!


http://anond.hatelabo.jp/20110811033545


ついつい童貞というキーワードがある記事は読んでしまう。
昨今のブームである童貞礼賛とか童貞蔑視とか等しく的はずれだと思っている。でも読んじゃう。ビクンビクン。


僕は31歳童貞なので、それについて何か書いておくべきなんじゃないかと思った。


彼女居ない歴=年齢なので、女性と付き合った事すら無い。
しかし恋という感情が無い訳ではないし、性欲が無いわけでもなく、女性が嫌いな訳でもない。


最近「鈴木先生」という漫画を読んだんだけど、そこに全部書いてあった。僕がSEXや恋愛や結婚について思う事が全てその漫画の中に書かれてあった。
だから「鈴木先生」を読めと言いたい。ドラマにもなってるからそれでも良いよ、と言いたい。


鈴木先生」は中学校の先生の話なので、僕は自分が中学の頃の事を思い出した。
僕は自分の性欲に罪悪感があったので、それを許すために、SEXは神聖なものでなければならい、と考えたのだと思う。つまり生殖を覚悟したSEXであるべきだ、それ以外の理由では僕はSEXをしないんだい! いや少なくとも最初のSEXはそうであるべきだ、とそう決意していた事を思い出した。


そして今に至る。今も中学生の頃と変わらず同じように考えている自分がいる。
これの一体何がおかしい? どこが間違っている? どのへんが一般的に理解できない理屈だと?
っべーわ、自分でも忘れてたわ、31歳童貞でも別に良かったわ。
中学生の頃の自分がしていた決意の、そのほとんどが打ち砕かれてしまっている訳だが、唯一残ったのがそれだったという。


それってあえてやらない訳じゃなく、できない(モテない)だけで、ただの言い訳じゃないのか? というツッコミに対して。結論はどっちでも良い。正直もはや暗示にかかっているような状態なので、SEXする覚悟が決まるまでまともに恋愛できないと思う。


つまり、いまだ私という人間は、SEXをしうるほどの人間ではない。まだ早い。