しんどい事

行動を起こす最初のきっかけ、スタート、が弱い。直したい。
特に二回目(日が変わった二日目)のスタート時、やる気が全く出ない。やる気が出なくても出来るようになりたい。
思うに前回の自分の不甲斐なさを思い出し、そしてその先の長く険しく過酷な遠すぎる道を行く事を想像して、暗澹たる気持ちになるのがまずいのだろう。ただ前進する事のみを喜びと感じたい、実際そう感じれる時もあるのだ。
嫌でも不安でもやる、ただひたすらやれ、考えるな、と思っていたが嫌ならやらなくていいじゃん、と今思った。どうにも、この「嫌な事をやらなくちゃ」という思い込みにも似た強迫観念がそもそも、やる気を削ぎ精神を磨耗させているような気がする。超自我による抑圧というのがこれに当てはまるかと。


「嫌な事をやらなきゃならない」では無く「しんどい事をやらなきゃならない」という方が正確。それほど身体が弱かった子供時代だったのかも、たしかに普通の子と同じように生活するだけでも超しんどかった、小学生ぐらいの頃に「プー太郎」という言葉を知って、何もしなくても良いなんて素晴らしい、と憧れた思い出があるぐらいだ。
しかし、実際そういう立場に立ってみると何もしない事が一番しんどい、という事に気付かされる。「しんどい」からは逃げられないのだ、人間を止めるなんて事をしないかぎりはね。


ではどうすれば良いか、人間を止める事は僕には出来ないが、とりあえず倫理観など邪魔なだけ(哲学さえあれば)なので捨てようと思う。
しんどい事はやらなくても良い。しんどい事はやらなくても良いのだよ。そうだったしんどい時は無理しないでも良いのだった。
と言い聞かせる事にする。