九月第四週

今僕はがんばっている。ここ何年かに無いぐらいがんばってるよ! このがんばりをキープしたい、マジでキープしたいと真剣に心から願ってる、なまけもののの僕が、本心からそう思っている。
がんばりは積み上げていくもの、だとすればそれは気を抜いたら一気に崩れ落ちる事にもなる、今の僕はそれが怖くて仕方が無い。どっかで全部崩してしまいたい欲求というか、破壊衝動というか、堕落願望みたいなのが僕の心の中にあって、そいつと戦って勝ちたい、自分に勝ちたい、自分をコントロールしたい、できるはず。
と、思ってたら本当に今できてる、できつつある。やればできる。いつかできる、いつかできる、まるで祈るように思い続けてた、そしたら本当にできた。
なんだろう、正しい事と正しくない事を、曇りなき眼で見定める事ってすごい大事だと思う。今自分がやってる事は正しいか正しくないか、と考えてみると良い。偽善をしろとか自分を罰しろとか言ってるんじゃなく、「曇りなき眼」という事を意識すればよい、そうすれば自分が何をするべきで、何をするべきじゃないか分かるはず。「曇りなき眼」が分からないって人は、もう一度童心に返ってその眼を取り戻すしかないね。


ちなみに「曇りなき眼で見定める」は『もののけ姫』のあしたかの台詞。ものすごい僕の中で印象に残ってる言葉で、当時「どうして人を殺すのは悪いことなの?」と尋ねる子供が社会問題になっていて、その解答として僕の中でこの台詞がぴったり当てはまる。宮崎監督はそれを意図していたのだろうか。
ところで、僕はB-DASHというバンドのボーカルGONGONのファンなのだが、『やまびこ』という曲は「森の神のこだま」という『もののけ姫』を思わせる歌詞があり、その中になんと「くもりなきまなこで」という歌詞も出てくる。びっくりだ。GONGONもその台詞に僕と同じように強い影響を受けた事は間違いない。さすがGONGONである。