禁煙日記

アカン煙草大好きや、煙草あったら生きていける、他になんもいらんわ。
煙草の無い生活が想像できへん。
一日の始まりから煙草を吸って、一日の終わりに煙草を吸って終わる。
休日の次の日に煙草を吸って一週間が始まり、再び訪れる週末の休日を煙草と共に終え。煙草と共にその一週間が終わる。
悲しい時も辛い時も、楽しい時も嬉しい時も、常に煙草があれば良いと思う、煙草さえあれば良いと思う。
どんな所にも煙草を持って行きたい、自宅はもちろん、外出してる時、仕事に出る時、旅に出る時。街、日本中どこでも、外国にも煙草を持って行きたい。山や川、海、自然の中でこそ煙草があった方が良い。
人生の転機に、煙草さえあれば迷う事なんて無い。例えば一人暮し初日の、ワクワクドキドキ感とこれからの不安と、複雑な心境の孤独な夜、誰かに電話してみようか……、そんな時にこそ煙草に火を付けたいと思う。窓を開けて煙を吐き出す、知らない土地の風景、これから住む街の明かりを眺めながら。


誰か体に害の無い煙草開発してくれへんやろか。
煙草吸ってたらマジで体調悪いんやけども、いやマジで。調子に乗って吸ってたら、まともに生活できへんぐらい体調悪くなる。
禁煙してた時期の体調と比べると、例え一日数本しか煙草吸ってなかったとしても、全然違う。禁煙してた時もっと元気やったもん。
これは悲劇や。悲しむべき事やで。
ごはん食べれば食べるほど体が悪くなる、でもお腹すく、みたいな事やで。


三日間だけ我慢しよう、よし三日間だけ我慢したらまた吸って良い事にしよう。


煙草が私にくれたもの 起きるのが辛い日の目覚め
煙草が私にくれたもの 手持ちぶさたの暇つぶし
煙草が私にくれたもの 緊張紛らす平常心
煙草が私にくれたもの オナニーの後の恍惚感
煙草が私にくれたもの 怠惰に浸る事の愉悦
煙草が私にくれたもの ささくれた心の治療薬
煙草が私にくれたもの 食事の後の満腹感
煙草が私にくれたもの シャガールみたいな青い夜


大好きだったけど身体に悪いなんて
大好きだったけど最後の一服よ
bye bye my sweet Cigarette
さよならしてあげるわ