今年の総括

その一年を振り返るらざるしてどうする、ブログだの日記だのやる上で最もオイシイつか、醍醐味つか、やりたいやんそういうの。自己発見的な自分探し的な、そういうのいかにも独り部屋でシコシコ日記書いてる感を味わえるよね。


さて、今年何があっただろうか……、世間的には何だろう、漢字一文字で言うなら「愛」だっけ? ググった↓
http://www.kanken.or.jp/kanji/kanji2005/kanji.html


僕的に今年の世相を一言であらわすなら『細分化』だ。1990年代とか、日本人には個性が無いとか言われてた時代があって、これからは個性を尊重すべきみたいな世論があったように思うんだけど、今年2005年になってそれが実現したと言っていいんじゃないかな、と。
ニュースやなんかで最近の個人の趣向は細分化していってるので、大ヒットする商品が少ないみたいな事を言って、景気が悪いのはそのせいだ、みたいなコメントする人が増えてきたけど、それってつまり『細分化』=『個性』って事だろ、ついに日本人は個性を獲得したのだ。僕はそれ大賛成。まあ、マイノリティは今後も結局変わらず少数派なんだろうけどね。
うーんなんか書きたい事いっぱいあるけど、特筆するなら忘れられつつある言葉として「恥の文化」っていう、日本の文化の特徴をあらわす言葉があるけど、この言葉大事になってきそう。この言葉今もバリバリ生きてると僕は思う、特にネットで、2ちゃんねるなんて年々「恥の文化」を如実にあらわしてきてると思う。「個性の獲得」と「恥の文化」その折り合いをつけるのが今後の課題になってくるんじゃないやろか、とか言っとく。


今年僕が面白いと思った作品とかについて書こうかな。
って考えてたら、無料で見れる作品が多いね、それだけ僕が金持って無いって事なんだけど。
・今年度面白かったアニメ
 ・かみちゅ!
 ・フタコイオルタナティブ
 ・エウレカセブン
この三つは面白かった。あと漫画のアニメ化作品も秀作あったね、「MONSTER」とか「蟲師」とか「ハチクロ」とか。「げんしけん」て今年やったっけ? アレは悪かったけどね。夕方六時とかのアニメは仕事で見れないので省く。


・今年度面白かったテレビ番組
つかドラマ面白かった、「タイガー&ドラゴン」とか「女王の教室」とか「野ブタをプロデュース」とか。逆にバラエティが全く印象に残ったものが無い、しいてあげるなら、25時間だっけ? あれの笑福亭鶴瓶、てか僕もともと彼が大スキだからなんだけどもね、でも本当に僕がファンなのは上岡龍太郎、つまりパペポTV大スキやってん。「つるべ語り」に注目した25時間テレビは評価できるかな、と、まあ今さらではあるけども。
お笑いブームに触れるならば、ブーム自体は面白いと思う、でも若手お笑い芸人については微妙。今なんか「笑わせたら勝ち」みたいな構図が出来あがってるけど、これは普通に見てて面白くない。「別にそんなに笑わせたい訳じゃないけども」みたいなスタンスの芸人がいて欲しい。あーそういう意味ではよいこ濱口の「一ヶ月一万円生活」は面白かった。
お笑いブームに関しては、テレビを見た普通の人が、こぞって芸人のギャグの真似をしてるのがかなり面白い現象だと思う。色んな遊び方が出来る、あえて古いギャグを真似てみるのもその一つ、今オススメなのは「ゲッツ!!」フルテンションで言いたい。
ついでに僕が今一番その可能性に注目してる若手芸人はテツandトモ。そこで「なんでだろ〜」の新しい可能性について僕なりに少し考えてみた。

なんでだろ〜、なんでだろ〜♪
手首を切る事で生きてる事を実感できるのなんでだろ〜♪なんでだろ〜♪
人ごみの中で孤独を感じるのはなんでだろ〜♪なんでだろ〜♪
みんないずれ死んじゃうのにー、死を恐れ辛い生き方を、選んでしまうのはなんでだろ〜〜〜〜♪
なんでだろ〜、なんでだろ〜♪
1+1が2になるのはなんでだろ〜♪なんでだろ〜♪
エントロピーの増大が混沌を目指すのはなんでだろ〜♪なんでだろ〜♪
反物質ダークマター超ひも理論素粒子ボースアインシュタイン凝縮なんでだろ〜〜〜〜♪なんでだろ〜、なんでだろ〜♪ なんでだなんでだろ〜♪

……無いなコレ、無いか……いや無いわ……。




――来年の抱負――
来年はもっと詳しく日記を書こうと思った、その方が過去を振り返ったりできるから。あと引き続きテーマは「死ぬように生きていたくない」 そういえば去年(2004)のテーマは「イノセンス」だったねw 目標とかやりたい事とかも書いておきたいけど、内緒という事で一つ、秘密にした方がモチベーション上がるかなと、やりたい事いっぱいだぜ! ではでは。