バネッサカールトンの魅力について語る

何年か前にアメリカで流行った、同時期に現れた十代の作詞作曲のできる女性歌手とされている、ミシェルブランチ、バネッサカールトン、アヴリルビーン、の三人。アブリルは楽器も弾けない?(作曲も?) ので外して、残りの二人は共通点が多い。黒髪、アジア系(バネッサの血筋は知らないけどアジア系なのか?)曲調も似てる。
ところでバネッサってファーストネームで書く事に抵抗がある、以下バネッサ嬢とする、いややっぱりバネッサたんでw。
多分アメリカで最初に売れたのはバネッサたん、次にミシェル某、でだいぶ間が空いてアブリルだったと記憶してる。実際ほぼ同時期に売れたバネッサたんとミシェル某はアメリカでもすごい間違えられてたとの事。
では比較してみよう。


Vanessa Carlton - A Thousand Miles
http://www.youtube.com/watch?v=TFpLfPE5L9g
(この頃のバネッサたんの二の腕の太さを覚えておいて欲しい)


Michelle Branch-Everywhere
http://www.youtube.com/watch?v=MFJzC84AfVk


日本でも最近、川嶋あいとユイという似たタイプの女性シンガソングライターが売れているとの事で、音楽はアメリカで売れたものが何年かズレて日本でも流行る兆候がある。さしずめアブリルは木村カエラといったところか。僕は特にそれが良い事だとも悪い事だとも思わない、ただそういう流れがあるように見える、という話。


バネッサたんとミシェル某、両者その後の展開、アジア系の血が濃いのと、ベテラン有名アーティストとのコラボなどで、日本で人気が出たのはミシェルブランチの方だった。僕も特に両者にそれほど思い入れも無く、それでも当時どちらが良い曲かといえばバネッサたんの方が良いとは思っていた分、なんかガッカリした気持ちにはなった。そうこうするうちに、両者とも何の音沙汰も無く消えていった、少なくとも日本にいて彼女らの名前を聞いたり、曲を耳にする事はかなり少ない。


それでも、僕の中に引っかかってたのは、あのピアノの音色とリストバンドをしてピアノを弾く彼女の姿で、僕はピアノの弾き語りを見たり聞いたりするたびに、バネッサたんを思い出し、ピアノ弾き語りの代名詞としてバネッサたんのイメージが年々強固なものになっていた。デビュー曲以来全く何の音沙汰も無く彼女について知らなかった僕だが、ある日、ふと思い出して改めて別の曲を聞いてみる事にした、僕の中での空白の時間、彼女はどんな弾き語りをしていたのだろうかと。


White house - Vanessa Carlton
http://www.youtube.com/watch?v=2bQ4q1NOQoY


バイエルの練習曲のような出だしから始まるピアノのメロディが素晴らしい。これこそ弾き語りだ、その弾き語りパワーはいまだ衰えておらず。さらに、驚くべきはこのPV、バネッサたん痩せてる! 可愛い! これはアングロサクソン系ではありえない年齢の変化、大抵の外人は十代に比べ年を取るごとに明らかにその美貌が失われていくというのにだ、バネッサたんは逆に童顔になったようにも見える。
そこで、気になるのは、このPVに映っている激しいダンスをしている女性は誰だ? という事なんだが。もちろんこれはバネッサカールトン本人、いやスタントでしょ? 合成してんでしょ? と思ったがどうやらスタントでも合成でも無く本人がガチでダンスしいるみたいだ。
日本のオフィシャルサイトによると中学高校とバレエの専門学校で寮生活をして、クラスでも一番を取るようなバレエダンサーだったとの事。
http://www.universal-music.co.jp/u-pop/artist/vanessa_carlton/biography.html


その後学校を辞めてバイトしてるうちに激太りした状態が、「Thousand Miles」のPVの姿だったのだろう。あの二の腕でまさかつい二、三年前までバリバリのバレエダンサーだったとは誰も思えなかったはずだ、まああの二の腕もあれはあれで魅力的なのだが。
そして再びダンスをするようになった、自然と体型がダンサー当時に戻っていき、「White house」のPVの姿になる訳だ。またこのダンスがドリジナルなダンスで面白い、見てるだけで楽しい、飽きない、PVとしての出来が素晴らしい。
ピアノ、ダンス、歌唱力、作詞作曲、ルックス、それらをすべて高い次元で成し得ている、すげー、バネッサカールトンすげー。


以上。