ラノベ

今日は休みなので、とりあえず携帯の未払い料金払ってきた。
雨降ってるので傘さして近所のコンビニへ歩いていった、すでにもう夜で真っ暗、雨、夜、ガード下、という雰囲気がすごい良かった。暗闇の中に何か潜んでいそうな、何か僕の知らないとこで物語が進行していそうな、そんな雰囲気。


ついでに、本屋に行って、本を買う。
最近乙一の本を買っている、今まで買ったのは「GOTH」「暗いところで待ち合わせ」「死にぞこないの青」で今日買ったのが「夏と花火と私の死体」とりあえず、これで乙一で読んでみたいと思ってたのは全部買った。次は石田衣良で行こうかなと思ってる。
あと、森博嗣の「迷宮百年の睡魔」も買った。
この選択はラノベっぽい小説を選んで買ってるという感じだ。でも実際ど真中のラノベは読んだ事が無いので分からないけど、多分読んだら読んだで物足りなさを感じそうで、だからこういう感じの小説を買ってるんだと思う。
どうせど真ん中のラノベを買うならエロいやつを買ってみようと思ってる。


では、乙一評を少し。
最初に買ったのは「GOTH」そっからだいぶたって、「暗いところで待ち合わせ」略して「暗待ち」
「暗待ち」はどうやら映画化するらしく、あらすじがネットにのってたのを見て、早速本屋で買った。
もしあらすじを知らずにこの本を読んでたら、と思うと残念でならない。とにかく面白かった、久しぶりに本を読みながら飛び跳ねたりゴロゴロ転がったりした。
これから読もうと思ってる人はあらすじを知らずに読むべきだと思う。そういうタイプの小説。


一般的な評価は、乙一の作品ってなんか暗いとか黒いとかグロイとか怖いとか、そういうイメージらしい。僕は今のところそういう風に感じた事は無い。少なくともそういうのが読みたくて乙一を選んでる訳じゃない。
「GOTH」で書かれてる異常性は皆が持ってる異常性だと思う、事実、有名な犯罪者が使った凶器は実際に高値で取引されてるらしいしね。それが良いか悪いはまた別の話だけども。
乙一の作品はまだいっぱいあるので僕が黒乙一を知らないだけかも、やっぱまだまだ乙一シリーズ買うべきかも知れない。
村上春樹とかの方が暗いし黒いしグロイし怖い、と僕は思う。正直何も考えて無さそうな明るい女の子が村上春樹の本が好きとか言ったら引くね、いやそんなには引かないけども、メンヘラーかな、とは思う。いや、それはそれで面白い女の子だと思うかもしれない。
そして僕らは恋に落ちるかもしれない。